トリガによって分岐した 追加のシナリオを実行する
分岐した追加のシナリオを実行してみましょう。
概要
このチュートリアルでは, 事前・事後シナリオ機能 の使い方を学びます。
これを完了すると, シナリオの実行前後に分岐した任意の処理を, トリガによって追加できるようになります。
シチュエーションの例
例えば, 私のプラグイン「Speakable Villager」を考えます。 このプラグインは, プレイヤが村人を殴ると, そのプレイヤのチャットメッセージに「殴らないで!」というメッセージを送信します。
このプラグインのテストのために, 後述の前提となるシナリオを作成しました。
このシナリオでは, シナリオの発火のために, プレイヤが自ら村人を殴る必要があります。
しかし, これではサーバの起動時や CI-CD でのテスト実行時に発火しません。
また, ただ単に解決策としてトリガ:on_load
を追加し,
シナリオにプレイヤが村人を殴るアクションを追加すると, 二重でプラグインの機能が発火してしまいます。
このような場合に, 事前・事後シナリオ機能を使うことで, 自動実行時などに追加でプレイヤが村人を殴るアクションを実行させられます。 これにより, テスト対象の機能を発火させて自動テストを実現します。